けものフレンズの成功(MAL)

ブログの更新が三日坊主になってしまいましたw
今回はMAL(MyAnimeList)の記事の翻訳です。
(更新する習慣をつけたいので、既にどこかに翻訳があるかも知れませんが挑戦してみました。Google先生に頼りながらw)

引用元:https://myanimelist.net/featured/2233/Kemono_Friends_Success__Cultural_Differences_or_Something_More

原文と翻訳

Kemono Friends’ Success: Cultural Differences or Something More?

Kemono Friends was the surprise sleeper hit in 2017, almost being completely ignored by the Western anime community while being loved in Japan from the day it aired. What is the secret behind its success?

けものフレンズの成功:文化的な違い?またはそれ以上の何かがあるのでしょうか?

けものフレンズは2017年において、驚くべき予想外の大ヒットでした。しかし、日本では放送後に作品が愛されていた一方、西洋のアニメコミュニティからはほぼ完全に軽視されていました。その成功の裏にある秘密は何なのでしょうか?

Kemono Friends was the most popular show of Winter 2017, but only in Japan. One look at its MAL popularity ranking and it becomes clear that this show failed to grab the attention of most western anime fans. Why was Kemono Friendssuch a hit in Japan while going relatively unnoticed in the rest of the world?

けものフレンズは2017年の冬、最も人気のアニメでしたが、それは日本においてのみです。MALの人気ランキングを見ると、この番組はほとんどの西洋のアニメファンの注目を集めることができなかったことが明らかになりました。世界のその他の地域(日本以外)で気づかれない内になぜ日本ではけものフレンズがそのようなヒットになったのでしょう?

Let’s examine the animation first. Kemono Friends uses 3D character models in front of 2D backgrounds. To put it bluntly, the animation is amateurish at best. Most of the time, the characters don’t mesh well with the backgrounds and appear to be in front of their world rather than being part of it.

最初にアニメーションを調べてみましょう。 けものフレンズは、3Dキャラクターのモデルを2D背景の前で使用します。 手短に言うとアニメーションは良くてアマチュアレベルです。 ほとんどの時間、キャラクターは背景とうまく調和せず、その一部ではなく世界の前にいるように見えます。

This is a big turnoff for most people in the anime community since 3D anime aren’t exactly well-liked by fans of the medium. However, this isn’t the case in Japan because 3D animation isn’t nearly as looked down upon as it is in the West. The fact that a show has 3D animation, regardless of animation quality, isn’t an issue for the Japanese audience. Considering this trend, the main reason why this show went unnoticed in the West becomes clear: 3D rendering turns many people away.

3Dアニメが(このメディアの)ファンには好まれていないこともあり、アニメコミュニティのほとんどの人々にとってこれは大変興ざめです。しかし、この事は日本には当てはまりません。なぜなら3Dアニメーションが西洋での有り様と同様には見下されていないからです。このアニメが3Dアニメーションを用いているという事実は、アニメーションの質によらず、日本の視聴者にとって問題ではありません。この傾向を考えると、この番組が西洋で目立たない主な理由は明らかです:3Dレンダリングが多くの人々を離れさせるのです。

If animation was the only thing that counted, Kemono Friends would be a complete failure. However, everything in life has two sides that balance each other out. Balance between work and free time, between time with friends and time alone, and between being lazy and working out. Thus, it should come as no surprise that such a balance also exists within anime: the balance between writing and animation.

もしアニメーションがその一点でしか価値を判断しないものならけものフレンズは完全に失敗していたでしょう。しかしながら、人生のすべてには、互いにバランスを取る2つの側面があります。 仕事と自由時間のバランス、友人との時間と独りの時間、怠け者でいる時と働いている時。したがって、アニメ内にもこのようなバランスが存在することは驚きではありません。:脚本とアニメーションのバランスです。

Since the animation isn’t the main draw of Kemono Friends, the writing needs to be very strong in order to make up for the show’s drawbacks.

アニメーションの質がけものフレンズの魅力の中心ではないため、番組の弱点を補うために脚本はとても強く魅力的である必要があります。

In the case of Kemono Friends, the writing delivers and even manages to incorporate the amateurish animation into its narrative. The premise of Kemono Friends is that a long time ago, all of the animals in Japari Park were transformed into half-animal, half-human beings called “Friends”.

けものフレンズでは、脚本が物語をもたらし、稚拙な映像表現にも関わらず物語に没入させることさえあります。(※) けものフレンズの前提は、遠い昔ジャパリパークの全ての動物達がフレンズと呼ばれる半分動物で半分人の生き物に変身したというものです。

※ KEMさん(@KEMKEMat) から翻訳案を頂きました。 https://twitter.com/KEMKEMat/status/1033821990304411648

One day, an amnesiac girl named Kaban wakes up in the savanna area of Japari Park and meets a cat girl named Serval. Together, they go on a journey to the Japari Library in order to discover Kaban’s identity, all while meeting many different Friends along the way.

ある日、記憶喪失の女の子かばんはジャパリパークのサバンナエリアで目を覚まし、サーバルという名前の、ネコのような女の子に出会う。かばんが何の動物なのかを知るため彼女達は一緒にジャパリ図書館への旅に出発し、その旅路の間に多くの異なったフレンズたちに出会っていく。

On the surface, this sounds like a standard setup for a fun adventure for kids filled with educational undertones about animals—and that’s mostly what it is.

表面上、これは動物に関する教育的な意味合いが込められた子供向けの楽しい冒険物語で、標準的な初期設定に聞こえます。そして、それはほとんどその通りなのです。

Every episode features one or two new characters that either need help from Serval and Kaban or help them get closer to the library. What actually elevates this series to something greater than that, however, is its setting and presentation.

全てのエピソードで、サーバルとかばんからの助けを必要とする、または彼女らがジャパリ図書館に向かうのを助ける新たなキャラクターが1〜2人登場します。しかし、実際にこのシリーズの(魅力を)高めているのは新キャラクターの登場より、その設定と表現なのです。

Japari Park is a giant amusement park built by humans long before the beginning of Serval and Kaban’s adventures. However, something happened that caused the park to lie in shambles and erase any trace of its human inhabitants. The ruins of this former park are then explored by Serval and Kaban, giving the whole show a dark and unsettling atmosphere that contrasts with the cheerful adventures of the two heroines.

ジャパリパークはサーバルとかばんの冒険の始まりよりもずっと前に、人によって建設された巨大アミューズメントパークです。しかしながら、何かが起き、それが原因でパークは荒れ果てたまま放置され、人々の痕跡は消えてしまいます。かつてのパークの廃墟はサーバルとかばんによって探検され、二人のヒロインの楽しげな冒険とは対照的に暗く不安定な雰囲気が番組全体に与えられていきます。

The cast’s childlike ignorance towards their surroundings further enhances the atmosphere. Here, the animation adds to the strangeness because the characters do not blend with the world they are supposed to live in. Apart from the lore surrounding the setting of Kemono Friends, there are also other mysteries which Serval and Kaban encounter during their travels.

登場人物の周囲の環境に対する無知はさらに雰囲気を高めます。ここで、キャラクター達は彼らが住んでいると考えられている世界(訳注:かつてのジャパリパークまたはアプリ世界のジャパリパーク?)とは混じらず、アニメーションは違和感(朽ちた看板など)を増していきます。けものフレンズの設定を取り巻く伝承の他に、サーバルとかばんが旅の途中で遭遇する謎もあります。

While there are still many mysteries that remain unsolved until the end, the show never loses focus on what it wants to be. It makes it very clear that the fun adventure through Japari Park is the main event, which makes the show enjoyable for both kids and adults.

最後まで、未だに未解決のまま残っている謎が多くある状況でも、このアニメは「何になろうとしているのか」というフォーカスを見失うことはありません。そのことがジャパリパークを巡る楽しい冒険がメインイベントであることを明確にし、子供、大人両方にとってこのアニメを楽しめるものにしています。

However, this is the exact reason Kemono Friends didn’t catch on in the West. For the first couple episodes, the eerie atmosphere of the series isn’t present yet, leaving the animation to rob the spotlight. Because of this, many people simply judged it as a kids show with bad animation.

しかしながら、これがけものフレンズが西洋(のアニメファン)を獲得できなかった正確な理由なのです。最初の数エピソードにおいて、シリーズの不気味な雰囲気はまだ現れておらず、残ったアニメーション要素がスポットライトを奪いました。このため多くの人々は単純に「けものフレンズはアニメーションの質が劣る子供向けの番組である」という判断を下しました。

Lastly, there is another aspect that draws people to this show: the characters, or more specifically, the character designs. The Friends are based on animals, but they look distinct while still resembling the original animals they are based on. Cat and fox girls are already proven to be popular, so throwing more animals into the mix seems like the logical choice. And while fondness for particular characters is always subjective, the cute and memorable designs of the Friends effectively help cement the show’s appeal.

最後に、このアニメには人を引き付けるもう1つの側面があります:すなわちキャラクター、より具体的にはキャラクターデザインです。 フレンズたちは動物に基づいていますが、元の動物に似ていても見た目は特徴的です。 猫とキツネの女の子はすでにポピュラーな存在となっていることが証明されているので、より多くの動物を投入することは理にかなっているようです。 そして、特定のキャラクターに対する好みは常に主観的ですが、フレンズのかわいい印象的なデザインはアニメの魅力を効果的に強固にしています。

Let’s return to our initial question. While Kemono Friends‘ popularity in Japan has something to do with the Japanese anime community being more accepting of 3D animation than western fans, it’s also because of its other positive elements that keep viewers engaged and wanting more. Thus, Kemono Friends‘ success shouldn’t come as a surprise since it’s the natural consequence of the show being good.

最初の質問に戻りましょう。 日本におけるけものフレンズの人気は、日本のアニメコミュニティが西洋のファンよりも3Dアニメーションを受け入れていることとは関係があります。それはまた、視聴者の関心を保ち、より多くのことを望む他の積極的な要素も要因です。 このように、けものフレンズの成功は驚くべきものとしてではなくただ単純に番組が良かったからという理由によるものなのです。


感想

この引用元の記事が書かれたのは2018年の3月24日のようなので、2017年のけものフレンズ現象を回想する形で書かれたというように理解しております。各所で「世界のけものフレンズに対する反応」のような動画や記事が上がっていますので、概ね当時の反応としては同じ印象なのかなぁという感触です。
それにしてもアニメーションをボロクソに叩きすぎで途中書いてて辛かったですね。でも日本人のファンの中にも第1話の動きに色々言ってる人はいるし、予算も違うし、一般的な評価としてはそうなんですかねぇ・・・今となっては観る人がみんな笑顔になってしまうと思うんですけどw日本のファンの間でも「不穏要素」として語られることの多かったけものフレンズの二面性みたいな部分が考察されていたのは共感が得られるところでした。元記事の内容からすると海外のファンは4話のツチノコのセリフに到達する前にほぼ全ての人が脱落したということなのでしょう。日本の事情が違ったのは考察班の存在で、4話以降にツイッターなどで、けものフレンズの存在が爆発的に広まり、楽しみ方も一緒に広がったということでしょうね。改めてありがたいことです。

海外ユーザーの評価をちょっと覗いてみると評価の高さが脚本やキャラデザ寄りなのかなぁというのは確かに印象としてあります。MALのレビューのデータを独自に集計してみたいですね。まだ他にも記事があるようなのでユーザーレビューなどなど翻訳してみたいと思います。長文、読んで頂きありがとうございました。

「けものフレンズの成功(MAL)」への3件のフィードバック

  1. 内容に全く関係ないけど翻案は翻訳の案という意味ではありませんよ

    1. なんと、ご指摘の通りです。「翻訳案」とすべきでした。ありがとうございます。

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