TVアニメ『けものフレンズ2』発表から1週間経っての状況

はじめに

先週9/2、TVアニメ『けものフレンズ2』の発表がありましたね。正直なところ、いつか来ると分かっていたのにすごく動揺しました。
あぁ、とうとう決定的に「たつき監督を降板させた2期」が始まったんだなと、1年前の騒動直後のような不安定さに見舞われました。
KFP観点で言えば、けものフレンズ1期のファンを100%切り捨てず商売を続けるには、アニメの新シリーズ製作し続ける必要があったのでしょう。
たつき監督復帰を願っているファンに「アニメはもう作りません、今後復帰する可能性は皆無です」と突きつけるのは単純に彼らにとって損だからです。
しかし、そんな中にあって、アニメ2期と連動したアイドルオーディションの台本が無断使用であるという問題が発生し、どうしようもなく落胆させられました。
台本の作者様個人に対する謝罪は現時点でまだない状態で、今後あるとすればオーディションが一通り終わってからということでしょう。
台本を書ける人が多く関わってる企業体でこの不遜さです。今の状況はなるべくしてなったのだと、向こうから念押しされた気持ちです。

『けものフレンズ2』PVについて

この記事を書いてる時点で Goodが4673 BADが4.2万、コメントが6872件。日本人だけじゃなく、世界中のファンから強く非難されています。
あまりにもコメントが多いので、YoutubeのAPIを通じてダウンロードして眺めて見ています。
「NoTatsuki NoTanoshi」だけでなく、「FYK(F○ck You KADOKAWA)」も散見されます。

(ちょっと見づらくて申し訳ないですが、CSVファイルの下端が古いコメントで、上に行くほど新しいコメントです。「親ID」列に文字が入ってるのはコメントに対する返信コメントです。この返信コメントは親コメントの直後に並んでいますが、上が古くて下が新しくなってます。また、投稿時刻はGMT+0なので、日本時間の9時間前表記になります。)
『けものフレンズ2』PVコメント(UTF-8です)

自分の主観で言わせて貰えばPVの公開直後にポジティブなコメントが集中していて、1時間半が経ったあたりからは一気に批判が増えているように見えます。
このPVだけで本編の質は分かりませんが、「制作体制」が問題でたつき監督を降板させたと主張している以上、KFPの商売の方向性は数で攻めるものになるでしょうし、質の面で1期に勝るとは考えにくいです。
アニメ2期の発表の日ですら、Nintendo Switch向けにゲームを出すというサプライズを持ってきてお膳立てしていたくらいなので、2期アニメは企業コラボや動物園コラボでもアニメを作っていくんじゃなかろうかと読んでいます。それがたつき監督を外して進めたかった彼らの商売の方向性でしょう。
取り留めないんですが、自分も1週間気持ちを溜め込んできたので本当に愚痴を書きました。ポジティブな要素があるとすれば、KFPはけものフレンズはアニメを作っていくつもりがあり、1期のかばんちゃんたちのストーリーはどうやらいじられずに済んだということです。まだ続きを見られる可能性はあると思っていますが・・・今回は色々と気持ちが揺さぶられました。