irodoriの自主制作アニメ「眼鏡」が初投稿から10年

色々な事が起きている真っ只中で、一方的で恐縮ではありますが
「眼鏡」初投稿から10周年おめでとうございます。


irodoriは2008年9月から「irodoriの自主制作アニメ毎月更新シリーズ」としてニコニコ動画に動画をアップされていて、2016年の12月まで100ヶ月継続されています。奇しくも、けものフレンズの放送直前で100ヶ月、動画の総数は番外編も含めて101本あります。

毎月更新シリーズの1つ目が「眼鏡 第1話 (1/5)」で、2008年9月20日投稿です。

「眼鏡」全3話フルバージョン。ニコニコ動画での活動開始から1周年目の成果だったんですね。ニコニコならではのネタを織り交ぜたシーンやテンポよく吹っ飛ばされる主人公の「めぐむ」と小ネタ、どれも楽しいです。


私は「けものフレンズ」から入った日の浅いファンなので、冊子を通じて「眼鏡」製作当時の様子を窺うしかありません。当時のirodoriメンバーの方々は8名、各自がお仕事をされている一方でirodoriとしても帰宅後・休日の時間で活動を続けていらっしゃったそうですね。これはどんだけの精神力をもって挑む必要があるのか想像できないです。たつき監督は当時も「監督」ですが、「全話」のEDでメンバー全員がそれぞれの担当分野で「担当名+(監督)」としてクレジットされているあたり、メンバー全員が責任者として全力を尽くしてやり切ったのだということが示されているように思えます。

冊子で、「眼鏡」の作風は「ハートフル・メガネ・コメディ・アクション」と紹介されております。企画自体は動画の投稿よりさらに1年半ほど前だそうで、深夜1時のテンションで「萌えアニメを作ろうぜ!」というところから始まったのだとか。何となく「へんたつ」のエピソードで紹介されていた監督と伊佐さんのやり取りを彷彿とさせます。当時も伊佐さんがたつき監督のコンセプトを聞いて「面白い!」「ほんまに〜?」というようなやり取りがあったんでしょう多分。そこから数えると11年半もの間伊佐さんがたつき監督をノせていってることになりそうですねぇ、絆が深いなと思います。これからもirodoriのお三方がそんなやり取りをしながら独自の世界観を広げていってくれることを願っております。応援していきますよ!